Basic Tutorial : Ableton Live 8のGroove機能

Basic Tutorial : Ableton Live 8のGroove機能

Ableton liveには強力なグルーヴ機能がついています。

Grooveなしのリズムループ

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Grooveを適用したリズムループ

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Grooveを適用するだけでプレーンなリズムトラックの表情が変わりました。Grooveを適用するとノリのあるダンストラックに早変わりします。


Step 1-DAWのグルーヴ機能とは

 

Ableton LiveなどのDAWのグルーヴ機能とは一言で言うと「タイミングとベロシティーの情報」の調整です。Ableton Liveのグルーヴ機能の紹介の前にグルーヴについて簡単に説明しましょう。

グルーヴとはノリのことです。ミュージシャンが音楽を演奏すると自然にグルーヴが生まれます。音楽のスタイルやまたはミュージシャンの気分によってもグルーヴは無限に変化します。前ノリや後ノリなど同じフレーズでもグルーヴ=ノリをコントロールすることで演奏の表情が変わります。

しかしこれらの演奏をDAWでクオンタイズして打ち込みで再現した場合には、タイミングやベロシティーは一定になり人工的で機械的な音楽になります。そこでジャンル特有のノリや人間が演奏したようなノリを与えることで音楽がより自然に魅力的になるようにする処理のことをグルーヴクオンタイズといいます。

Ableton Liveに様々なグルーヴのパターンのプリセットが用意されています。また、グルーヴのパターンを自分で作成することもできます。既存のオーディオファイルやMIDI情報からグルーヴを抽出することもできます。


Step 2-Ableton Liveのグルーヴライブラリ

 

Aableton Liveにはミュージシャンが演奏したグルーヴから他のソフトウェアやハードウェアの特有なグルーヴまで様々なグルーヴライブラリが用意されています。

グルーヴライブラリはライブラリブラウザより選択できます。

次にライブラリブラウザ左下にあるをクリックするとグルーヴプールが開きます。グルーブプールには現在選択しているグルーヴが表示されます。

ドラッグするかグルーヴをダブルクリックすることでライブラリからいつくでもグルーヴパターンをグルーヴプールに移動できます。

この段階ではプロジェクトにグルーヴは適用されていませんがグルーヴプール画面で選択したグルーヴを編集、プレビューとリアルタイムに確認するとができます。


Step 3-グルーヴのプレビューと適用

 

一度グルーヴプールにロードされたグルーヴは、プロジェクト内の任意のオーディオやMIDIクリップで選択できるようになります。完全に非破壊的な方法でプレビューすることができるので最終的な適用をするまでは何度でも編集が可能で元のデータは変更されません。

グルーヴはオーディオクリップとMIDIクリップの両方に適用できますが、オーディオクリップへの適用の場合にはWarpがオンになっている場合にのみ動作します。同じトラック内であっても異なるクリップにそれぞれ異なるブルーヴを選択することができます。グルーヴの選びかたはクリップビューのGrooveセレクターのプルダウンメニューからグルーヴプールにロードしているグルーブパターンを選択します。

いろいろなグルーヴを素早く試すには、クリップビューのGrooveセレクター上のほっとスワップボタンをオンにし、クリップを再生しながらライブラリブラウザからグルーヴを切り替えるとプレビューができます。

CommitボタンをクリックするまではMIDIデータやAudioデータは非破壊のままでいくつものグルーヴを切り替えて試す事ができます。

それではMIDIクリップで作成したリズムループに幾つか例としてグルーヴパターンを適用してみましょう。

1.Grooveなしのリズムループ

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2.SP1200 16 Swing-71を適用したリズムループ

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3.MPC 8 Swing-60を適用したリズムループ

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4.Logic 8 Swing 60を適用したリズムループ

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オーディオクリップへのグルーヴの適用方法も同様です。オーディオクリップビューの Grooveセレクタから選択するだけでリアルタイムに適用されます。

1.Grooveなしのオーディオループ

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2.Logic 8 Swing 60を適用したオーディオループ

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グルーヴはリアルタイムに切り替えることができ、非破壊で行われるので気に入るパターンができるまで何度でも様々なグルーブを試すことができます。

それでは、SP1200 16 Swing-71を適用したリズムループとLogic 8 Swing 60を適用したオーディオループをミックスしてみましょう。

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Step 4-グルーヴパラメーターの編集

グルーヴプールのパラメーターは編集が可能です。

それぞれの項目について説明します。

ベース –グルーヴ内のノートが測定されるタイミングの解像度を決定します。たとえば、ベースが1/4の場合はグルーヴファイル内のノートの位置はもっとも近い4分音符と比較されます。このグルーヴにアサインされているクリップ内の全てのノートはグルーヴノートの位置に向かって比例的に移動します。1/8の場合はグルーヴのノートはもっとも近い8分音符から測定されます。グリッドの真上にあるグルーヴ内のノートはまったく移動しないため、クリップ内の対応するノートも移動しません。

ドラムパターンへの適用の場合には1/16を選ぶとよい結果が得られることがケースが多いです。

クオンタイズ –この設定はベースで設定している解像度に反映されます。もし1/16を選択している場合にはここで設定した%でクオンタイズがおこなわれます。100%の場合、クリップ内のノートはベースの設定にしたがって最も近いノート値にクオンタイズされます。0%の場合はクリップ内のノートはクオンタイズされません。

タイミング–グルーヴを適用させるトラックに対してグルーヴの適用の%を調整します。

ランダム – グルーヴを使用するトラックに対してランダムな揺らぎを適用させる%を調整します。低い%で適用させるとループに人間らしさを与えることができます。クリップ内の各サウンドに様々なランダムさが加味されるので、もともと同時に発音していたサウンドはランダムにオフセットされます。

ベロシティー –選択したグルーヴのベロシティー情報に適用する%を設定します。範囲は-100から+100です。-の場合は音量の大きいノートは小さく再生され音量の小さいノートは大きく再生されます。

Amount-全体的な強度を設定します。100%の場合はパラメーターは設定されている値で適用されます。130%まで設定することができ、グルーヴ効果をさらに誇張することができます。


Step 5-グルーヴの抽出と保存

 

ミュージシャンが演奏を録音したオーディオデータやMIDIデータからグルーヴ情報を抽出することがAbleton Liveなら簡単に行えます。

オーディオデータやMIDIデータをクリップにロードします。クリップを選択後右クリックでグルーヴを抽出を選択すると、グルーヴプールに情報が抽出されます。

抽出したグルーヴ情報は新しいグルーヴパターンとしてグルーヴライブラリに保存できます。保存したグルーヴパターンは他のセッションで使用が可能です。名前の変更はグルーヴプールで該当のグルーヴを選択し右クリックで名称変更を選択します。


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